2020年7月
フォークリフトの設計にイノベーションをもたらす、Yaleの完全一体型リチウムイオン電池ソリューション
- Yale Europe Materials Handlingは、キャビンのスペースを節約する完全一致型リチウムイオン電池を中心に設計された新しいカウンターバランスフォークリフトトラックを発表します。
- ERP25-30VLLは、キャビンのスペースを広げ、オペレーターに生産性を高める作業環境を提供します。
- トラックは効率性が高く、メンテナンスゼロの一体型リチウムイオン電池による柔軟な充電を提供し、低運用コストを実現します。
代替電力ソリューションの需要の高まりと共に、技術の進化が促進しています。新しいソリューションを見出す機会に拍車を掛け、製品設計を発展させます。新しいYale® ERP25-30VLLシリーズのカウンターバランスフォークリフトトラックは、キャビンのスペースを最適化する一体型リチウムイオン電池を中心に開発されています。
Yale ERP25-30VLLシリーズは、カウンターバランストラックでリチウムイオン電池を使用するあらゆる利点を提供します。完全一体型バッテリーは、メンテナンスを不要とし、従来の鉛蓄電池ソリューションと異なり、オポチュニティ充電でバッテリーを交換することなく2シフトの間トラックを使用できます。
動力源を中心として設計され、優れたオペレーターコンパートメントを装備したERP25-30VLLは、マテリアルハンドリング産業に最新のイノベーションをもたらします。
人間工学的機能を重視
一体型リチウムイオン電池は、ERP25-30VLLトラックの底部に設置されています。これにより、トラックはオペレーターに多くの利点をもたらす人間工学的機能を実現し、生産性を高めます。
開放型の大型コンパートメントは、足回りのスペース拡張など、優れた快適性と利便性を提供します。ERP25-30VLLのシートとフロアプレートは高さが低く、さらにヘッドクリアランスが拡張され、トラックの乗り降りが容易です。スペースを拡張したことで、エアサスペンションなどの快適なシートオプションの装備を可能としています。また、トラックの重心を低く設計し、走行性やコーナーでの操作性を高めています。
柔軟な運用
ERP25-30VLLの柔軟な充電は、ミディアムデューティーからヘビーデューティー用途で効果を発揮します。充電プロセスで二酸化炭素の排出量がないリチウムイオン電池は、クリーンな環境が不可欠な食品、飲料、医薬品産業に最適です。
ERP25-30VLLは、周囲温度-20°Cの冷蔵倉庫など、温度管理された環境でも使用できます。リチウムイオン電池は、テレメトリーシステムに直接接続されるため、動作環境に基づいて性能を調整することができます。内蔵ヒーターにより充電中のバッテリー温度を0°C以上に保ちます。
Yaleソリューションマネージャー、アイバー・ウィルキンソン(Ivor Wilkinson)は次のように述べています。「当社の新しい完全一体型リチウムイオン電池駆動トラックは、動力電池の未来を発展させるYaleの革新的なビジョンを示しています。ERP25-30VLLは、高効率性、柔軟な充電、ゼロメンテナンスなどリチウムイオン電池のあらゆる利点を提供します。このトラックには、低運用コスト実現しつつ、生産性を高める技術が採用されています。この製品は、当社の製品ラインナップを強化すると確信しています。」