- マテリアルハンドリング機器は、トレーニングを受け、認定された有資格者のみが操作する必要があります。
リフトトラックの安全操作に関する20のヒント
フォークリフトトラックを正確に操作するために、マテリアルハンドリング機器のクイックリファレンスガイドを作成しました。フォークリフトの安全性、現場でのサポート、労働安全衛生規制に準拠したトレーニングの詳細については、お近くのYale® ディーラーにお問い合わせください。
- 視認性の高いジャケット、安全靴、ヘルメット(用途に応じて)など、適切な安全具を常に着用する必要があります。
- ゆったりとした衣類は、トラックに挟まったり、制御に支障をきたす可能性があります。
- 作業の開始前に、必ずマテリアルハンドリング機器を日常点検し、問題がないかすべて確認する必要があります。問題がある場合はシフト管理者に報告してください。
- オペレーターマニュアルの操作説明に必ず従ってください。
- 修理が必要な機器は、絶対操作しないでください。サプライヤーのサービス技術者など資格のある技術者以外は、修理やメンテナンスを行ってはなりません。
- 手や靴が水に濡れた、または油で汚れた状態でマテリアルハンドリング機器を操作した場合、制御できず事故の原因となる可能性があるため、絶対にしないでください。
- 乗車/降車する場合は、必ずステップや手すりを使用してください。
- 作業の開始前に、快適な操作位置を確保し、すべてのコントロールが手の届く位置にあることを確認してください。アームレスト、シート位置、ミラーを適切に調整し、必ず安全ベルトを締めてください。
- シートに着席し、腕、脚、頭が常にトラック内にあることを確認するまでは、リフトトラックを操作しないでください。
- 作業現場の規則、規制、制限に従って、指定の車道や特定のエリアでのみ機器を操作してください。
- 警告標識の順守
- 常に走行方向を確認し、周囲の状況を把握してください。
- 常に規定の制限速度内で機器を操作してください。
- 高速で急旋回すると車両が横転する可能性があるため、コーナーやカーブでは減速してください。
- 急停止、急発進、急な方向転換はしないでください。
- へこみや穴、バラ材料を避け、床が滑りやすい場合は特に注意してください。
- 路面に木片などが散らばっている場合、よけて走行してください。荷の運搬や機器の制御が困難になる可能性があります。
- コーナー、出口、入口、階段、ドア、歩行者用通路などの付近や近くに他の作業員がいる場合は、減速し、ホーンを鳴らしてください。
- 絶対に必要な場合を除き、使用中の他の機器の近くでは、機器を操作しないでください。
- 他の機器の動きは予想できないため、必ず安全な距離を保ってください。
- 常に安全に停止できる間隔を保ってください。
- 荷は慎重に取扱い、積卸や運搬の前に、荷が安定し、バランスが取れていることをしっかりと確認してください。荷の落下は怪我や損傷の原因となります。
- 荷を後方に傾け、可能な限りフォークを下げた状態で走行することで、機器の安定性は高まります。
- フォークを高く上昇させた状態で走行したり、フォークの位置が高い、または前方に傾斜した状態で旋回しないでください。
- 荷の積卸や積載時、頭上に障害物がないことを確認してください。
- 積載時に荷が落下する可能性がありますので、注意してください。
- 床に近い位置で荷物を運ぶと、前方の視界が確保できます。
- 斜面を走行する場合を除き、荷が視界を妨げている場合は、バックで走行してください。
- 荷の位置決め時には、ラックや積荷の上段が見えることを確認してください。
- 後退時、フォークが完全に後方に傾斜していることを確認してください。運搬前には、荷が安全に固定されているを確認してください。
- 視界が不良な場合、必ず停止して安全を確認してください。このような状況では、監視人や助手が必要になる可能性があります。
- 助手席がない場合、他の作業員を同乗させないでください。フォークリフトトラックは、荷の運搬用であり、人の運搬用ではありません。
- 人を運搬する場合は、フォークリフトトラックを使用しないでください。人を運搬する必要がある場合は、作業用プラットフォームやケージが確実に取り付けられた場合のみ使用し、適切な操作説明に従ってください。
- 荷が落下し、重傷を負う可能性があるため、荷、リフト機構、アタッチメントの下に立ったり、歩行することはできません。
- 手や足を置いた状態でマストを下げると重傷を負う可能性があるため、絶対にリフトトラックマストの横材の上に手や足を置かないでください。
- 特に荷の運搬中に、斜面を前進したり、後退します。
- 斜面では、荷の積卸や旋回はしないでください。
- 荷が確実に固定されていない場合、吊上げたり、運搬しないでください。
- 正しい位置に左右のフォークを配置し、荷を正確に積み上げます。
- 荷をパレットやスキッドに安全かつ正確に積み上げます。
- 必要な場合は、ロープや締め具で荷を固定します。
- 長さや高さがある、または幅広の荷は、十分注意して運搬してください。
- 走行路に人や障害物がある場合は、十分注意してください。
- 重量物を吊上げるために、フォークの先端をレバーとして使用しないでください。
- フォークの先端で荷を押したり、ティルトシリンダーで荷を引かないでください。
- 許容荷重を超えて荷を積載したり、フォークリフトトラックのカウンターウェイトに重りを追加しないでください。
- 機器とアタッチメントの許容荷重を超えていないことを確認してください。許容荷重を超えた場合、後輪が地面から浮き、車両が横転して、怪我、または機器や製品を損傷する可能性があります。
- 左右のフォークの荷の下にない限り、荷を吊上げたり、運搬しないでください。
- 1つのフォークで荷を吊上げないでください。
- 荷重に適したパレットやスキッドを使用してください。
- 損傷、腐食しているパレットやスキッドは、使用しないでください。
- 円形、長さや高さがある、または幅広の荷は、十分に注意を払い、確実に固定され、バランスが取れていることを確認してください。
- 荷の落下を防ぐために、ゆっくりと旋回、走行してください。
- 操作が制限される場所では、他者の支援を求め、助手の指示に従ってください。
- 最大許容床荷重やクリアランスハイトなど作業現場ごとに異なる標識については特に注意を払い、すべての警告標識を順守します。
- 建物に出入りするとき、荷の高さや特にフォークリフトトラックのマストや頭上ガードの高さに注意してください。
- ローディングドックや斜面で操作する場合、機器が横転し、怪我を負ったり、荷を損傷する可能性があるため、機器の端から安全な距離を保つよう注意を払ってください。
- 機器や荷の重量を支えることができない橋板では、機器を操作しないでください。
- 特別に指定された場所以外では、再充電、燃料補給をしないでください。
- 再充電、燃料補給の間は、必ず機器の電源を切ってください。
- 電動トラックの燃料補給は、換気の良い、スパークや可燃物がない場所で行ってください。
- 必ず機器を指定、または許可された場所に駐車してください。
- フォークを完全に下げ、パーキングブレーキをかけます。
- 電源を「オフ」して、キーを抜きます。